’mas urning eart n tag

       創立30周年記念公演

公演プログラムより



JFBスタジオ代表 かむろ真鶴

 心と体に働きかけて30年
 〜3人のコリオグラファーにスポット、多くの出会いと継続が奇跡を生む〜


今年、29歳。来年は、お蔭さまでスタジオ開設30年になります。
このお祝い記念公演は、スタジオで育った3人のコリオグラファー
北村純子、岡村豊子、そして古澤友菜の作品にスポットを当てて
「創作・名作」をテーマに上演いたします。
まずは踊ることが好きで始めたダンス、やがて振付を手掛け発表、
経験は彼らを磨き、その踊りや作品は多くの人に親しまれ今日を迎えています。
また、この晴れの舞台には中村しんじ先生の作品、
そして新たな出会いとなりましたNBAバレエ団の貴重な名作が
華やかな彩を添えてくれることでしょう。

さて、ご存知の方は多いと思いますが、当スタジオは、
毎年夏には、発表会ダンスフェスティバルを開催しています。
このステージは、いろんなダンスで構成され、かむろスタジオ特有なスタイルは
祝祭性を伴い多くの皆様に親しまれてきました。
ひとつのスタジオで、それぞれのダンスの独自性を生かし、
同じ舞台に乗せるというプログラムは、実は、どこにでもありそうで無く、
大変ユニークな存在になっています。
今日の晴れ舞台は、このかむろ流スタイルで披露し、
この特徴あるスタイルに至った経過をお伝えすることで、
皆様により親しみのある世界に発展して行きたいと願います。

私の姉は若い頃上京、当時バレエ界の草分け的存在であった橘バレエ学校で内弟子として学び、
今からおよそ50年前、長岡の厚生会館でお披露目いたしました。
当時新潟県は洋舞踊が全盛の時代でしたから、
姉は図らずもクラシックバレエのパイオニアになったのです。
お披露目プログラムは橘バレエ学校、牧阿佐美バレエ団による
ベートーベンの「運命・二つの生命」と「白鳥の湖・第二幕」。
演奏は東京交響楽団、指揮上田仁という前代未聞の豪華さでした。
この公演は昼夜に行われ、大変な盛況振りでしたが、
残念なことにその後、長岡ではクラシックバレエは定着せず、
この公演に感動した新潟の人によって新潟で力強く根を張っていきました。

さて、四姉妹の末である私は長く姉の手伝いをしておりましたが、
国内外の素晴らしい舞台を観るたびに自分がそこに届かないことを意識させられて、
27歳の時、バレエと距離をおくことにいたしました。
そして再び上京、当時皇后さまの健康管理をしておられた竹腰美代子先生の所で美容体操を学び、
精神的に穏やかな世界へと歩み始めました。

今から30年程前、長岡の大手通りに「かむろ真鶴のファミリーシェイプアップ教室」を開設しました。
子どもの頃からバレエに関わっていた私は、バレエを離れても自然に動きの中に美しさ、
生徒には成長の楽しさを伝えたくなります。
そんな折、図らずも時代は私のようなスタジオを求めていたのです。
開設時からスタジオを訪れる人が絶え間なく、スタジオは活気に満ち溢れていました。
その中には、現在のスタッフ北村純子、岡村豊子がおりました。

そして迎えた空前のジャズダンスブーム。
ピンクレディーで育った若者のダンスに対するモチベーションは高く、
それに圧倒される私でしたが、
一方では彼らを喜ばせてあげたい、そんな気持ちがふつふつと湧いて、
人に評価される質の高いダンスを目指そうと思いました。

まず、ジャズダンスの世界では基礎レッスンにクラシックバレエを取り入れ、
その活躍と質の高さは当代一という名倉加代子先生とご縁を結びました。
それから数年後、新潟から両親の転勤で引っ越してきた当時6歳の古澤友菜が
「このスタジオがいい」と決めた一言で、私は、一度は辞めたバレエに再び戻って、
バレエの育成に心を傾けていきました。
そんなある日のこと、NHKのニュースセンターが、故山本禮子先生の愛弟子中村かおりさんが
「海賊」というバレエの作品でローザンヌ国際バレエコンクールに
優勝したと放映したのです。
この出来事は私の思いに拍車をかけました。
「どうせやるなら、いい先生に巡り会いたい!!」と。
そして私は、熱い思いを抱いて先生の元をお尋ねしました。
このことが、後に古澤友菜と菅野英男さんとの出会いを生み、
10年後、ふたりは呼吸の合った踊りのパートナーとしての深いご縁を頂くことになるなど、
縁の不思議さを感じます。

確かに、思いが強くなりますと、不思議なことに素晴らしい人との出会いも起きてくるのです。
鈴木恵美子先生(バレエ)、鈴木レイ子先生(ジャズダンス)、
中でもベルギーから帰国して間もない中村しんじ先生
(日本を代表するコンテンポラリー第一人者・2006年芸術選奨受賞)とのご縁は
ジャズダンスとクラシックバレエの融合出来るダンスの取り組みに道筋が開き、
ダンスのカテゴリーに捉われない表現の広がりが生まれました。

まさに、出会いは出会いを生み、時に人は自分の中に新しい自分を見つけて輝きます。
この人の輝きには、人によって未来が開かれる事を私に教えてくれます。

来年は不朽の名作「白鳥の湖・全幕」を上演します。
どうぞ、温かいご声援よろしくお願い申し上げます。
ご来場心から感謝申し上げますと共に、
皆様お一人おひとりに、幸せを招く素敵な出逢いが訪れますように
心からお祈り申し上げます。

ダンスアート上演実行委員会代表 猪嶋瑠実子


 夢の舞台が繰り広げられます

JFBスタジオを開設され、来年には30周年を迎えられること、心よりお祝い申し上げます。
昭和54年、長岡大手通りの一角に「かむろ真鶴のシェイプアップ教室」としてうぶ声をあげました。
後にジャズダンス(J)フィットネス(F)バレエ(B)各分野で人材を育成。
それぞれの向上を目指し、「JFBスタジオかむろ真鶴」と名を改め、
ダンスを志す人々が集いダンスアートを発信し、今日に至ります。

その熱い思いを受け、平成13年、地元でダンスを学ぶ若者たちの夢や希望が開花できる、
クオリティーの高い舞台上演を行い、地域に根ざすことを願って、
「ダンスアート上演実行委員会」は発足されました。

結成記念公演、中村しんじ先生の振付の「ひるえかにもどこ」に始まり、
2005年「くるみ割り人形」、2006年「トリプル・ビル」、
そして、ダンスアート友の会が企画構成におよんだ、
オペラとダンスのコラボレーション「SONG&DANCE」と、
どの公演も大勢のお客様をお迎えし、暖かい拍手がなり響き、
大成功をおさめてまいりました。

そして、本日の記念公演は豪華なゲストをお迎えし、
夢の舞台が繰り広げられようとしております。
キラキラ輝く出演者そしてかむろ先生の熱い思いを応えて、
私達は今日の本番を皆で応援してきました。

そして引き続きます来年は、私達ダンスアート上演実行委員会が
「白鳥の湖」を上演します。
地元でここまで育ってきたダンスの文化は、
身近にいて「夢が育つ」ことを私たちに示してくれました。
踊りが大好きで成長していく皆さんの少しでもお役にたちたい、
また、こうして劇場においでくださる皆様のご期待に
お応えしたいと、気持ちを引き締めております。

今日は一足早いクリスマスプレゼントとして、ご来場の皆様、どうぞ最後までお楽しみ下さい。
ご来場ありがとうございました。                     
                                   
ダンスアート友の会代表 姉崎珠子

 お祝いのことば

創立30周年おめでとうございます。
本日出演される皆様は数名のゲストと先生方を除いて職業舞踏家ではありません。
学業と部活とレッスンの狭間で悩みながら、迷いながら踊る事を続けている生徒さん達です。
しかし、チケットを買って頂いて会場にお越し願うという事への責任においては、
生徒だからという甘えは許されません。
敢えて高いハードルに挑戦し見事応えているのがJFBスタジオなのです。

過去「白鳥の湖」「ひるえかにもどこ」「くるみ割り人形」「トリプル・ビル」と
数々の感動を残した舞台は今でも、脳裏に蘇ってきます。
その生徒さん達を支える陰の力として御父兄、特にお母様方に負うところの大きい事を
忘れる事は出来ません。

20年前スタジオに通い始めた頃、かむろ先生が
「長岡でチケットを買って観に来て貰える舞台を作りたい」とおっしゃっていました。
その事がダンスを志す人の為にも、長岡という地域の為にも必要で有ると信念をお持ちでした。
今JFBスタジオから多くの卒業生が東京のバレエ団やカンパニーで活躍しています。
先生の熱い想いがスタッフを育て、生徒さんたちを育み、
ご父兄の力を引き出しているのだと思います。
 
本日創立30周年という節目にダンスアート友の会が関わる事が出来ますのは大いなる喜びです。
そして今後もダンスアート上演実行委員会の猪嶋様に
外郭団体として協力する事でダンスをこよなく愛する方々の
お手伝いが出来たらと考えています。
長岡の地にダンスという文化が根を張り大きな樹となって、
その繁みの下で多くの人が憩えるようにダンスアート友の会も活動を続け、
そしてかむろ先生の熱い思いの一翼をも担えたらと願っています。

本日はお忙しい中会場に足をお運び頂き有難うございます。30周年記念公演、第一弾!!
本日の舞台が新たな感動の一ページになり、
次なる第二弾への扉を開く鍵となります事を確信して
御挨拶に代えさせて頂きます。

最後になりましたが、今後ともダンスアート友の会を宜しく御支援賜りますようお願い申し上げます。
                                          
出演者お世話役代表 小林浩子

 創立30周年によせて

本日はご来場いただきありがとうございます。
JFBスタジオかむろ真鶴創立30周年記念公演を迎えられましたことを心から嬉しく思います。
この盛大なお祝いの本公演に関われてとても光栄です。
かむろ先生は時代の変化と共に新しいものを取り入れダンスに情熱を注いでこられました。
これからも多くの人達にダンスの魅力を伝えながらご活躍ください。
 
生徒達はみんな今日の舞台を楽しみに夢を膨らませ、
日々レッスンに励んできました。この本公演で中村しんじ先生の作品が踊れる事、
そして憧れの豪華なゲストの皆様と同じ舞台に立てることは貴重な経験であり大きな喜びです。
音楽とダンスがドラマを紡ぎ、日常の生活から抜け出して
架空の劇中世界へと導いてくれることでしょう。
観客の皆様に世代を越えて舞台の楽しさ、素晴らしさを感じて頂けたら嬉しく思います。

この本公演でご指導くださいました中村しんじ先生、かむろ先生はじめ諸先生方、
ゲストの皆様、そしてご支援くださいました皆様に心より感謝申し上げます。

一足早いメリークリスマス。皆様に幸せがたくさんおとずれますように。